2020 年度 応援委員








2020 年度 応援委員
2020年度野球応援を振り返って
2020-07-28
報告: 藤田 博
ロイヤルブルーの青春が、いつもとは違う顔をしながらも、
それでも最後はいつもと同じように、水城の夏を駆け抜けていきました。

茨城県では伝統的に高校野球応援がとても盛んです。
本校でも長年の伝統に加え、2010年夏の甲子園初出場以降、野球応援には力を入れてきました。
今年度も、昨秋からどのような応援を目指すかについて、応援委員・野球部・吹奏楽部・チアリーダーとの話し合いを重ねていました。
3月の臨時休校に伴い、こうした会議もできなくなり、その後センバツ高校野球や春季大会、そして全国高校野球選手権大会の中止が相次いで報じられる中、スポーツの大会が行われてこそ真価を発揮する応援委員は、いったいどうすべきなのかと、生徒も教員も悩んでいました。
そんな中、全国に先駆けて茨城県では野球の独自大会の開催が発表され、無観客ではあったものの、
「自分たちの応援を届ける相手がいる」ということは、応援委員にとって何よりの希望でした。

今期は、硬式野球部への応援CD・応援動画の作成と、昨日のコンサートへの参加が主たる活動でした。
しかし、球場に行って応援をすることができない中でも、多くの生徒が応援委員会に残り、
それぞれの精一杯を尽くしてくれたことを誇りに思います。
このような状況の中、それでも希望を捨てなかった生徒たちの存在は、水城高校にとって大きな財産となるでしょう。

本日をもって、今期の応援委員会の活動は終了となり、3年生は引退します。
悪天候のため、野球大会も4回戦(ベスト8決定)をもって終了するとの報道がありました。
もう応援に行くことはできませんが、硬式野球部の皆さんの勝利を願っています。

コンサート終了後と、本日の昼休みに最後のミーティングを行いました。
ミーティングでは、引退する3年生から仲間や後輩への思いを語ってもらい、
また、サプライズで、卒業生からのビデオレターも上映されました。
コンサートの準備風景と、最後のミーティングの写真を掲載して、
本年度のレポートを終えたいと思います。

今年度も野球応援委員会を応援していただき、誠にありがとうございました。


コロナ以前からやっていましたが、メガホン消毒には念を入れて。
曲名を指示するパネル、実際に持ってみるとこんなに大きいです。
2年SZコースの女子チーム。いつも元気です。
本番直前の3年生。このステージが自分たちの水戸市民球場であり、甲子園です。
応援について熱く意見をぶつけ合うこともあったけど、とても仲の良かったチームでした。
最後のミーティングでは、顧問と団長からのエールが送られました。3年生の進路に幸あれ!