2020 年度 硬式野球部








2020 年度 硬式野球部
2020年夏季茨城県高等学校野球大会準々決勝戦の様子です。
2020-08-05
報告: 関根 茂彦
2020年夏季茨城県高等学校野球大会準々決勝戦、霞ヶ浦高校対水城高校の結果は下記の通りです。

霞ヶ浦 対 水城 3対0

「勝っても負けても最後の試合」
 今大会は雨天による中止が多く、大会日程が消化できなくなり、この試合で大会が打ち切りとなりました。
 先発した樫村(2年)は中2日での登板となりましたが、よく投げました。ランナーを背負いながらも粘り強く投げ、最小失点で抑えてくれました。しかし、その上をいく投球を相手投手にされてしまいました。力を入れるところはギアを上げ、抑えて投げるところはギアを上げない。素晴らしい投球でした。試合は負けましたが、最後に本当に良い試合ができました。

「感謝です」
 選手達には、このような状況になりながらも野球ができること、大会が開催されることに「感謝」しないといけないと話してきました。6月8日から全体練習が再開され、約1ヶ月後には大会。1ヶ月でチームを作るにはどうしたらいいか考えました。3年生を中心にして勢いだけでやるか。または2、3年生で競わせていくか。最初は3年生中心で練習試合などを行いました。結果は良い時もあれば悪い時もありました。波に乗れませんでした。主将も3年生も苦しんでいました。「このままでいいのか?3年生の意見を聞きたい」と言って、3年生にミーティングをしてもらいました。ミーティングを終えて主将が「勝ちにいきたいです。」と言ってくれた時、何か心に引っかかっていたものが無くなりました。4試合、勝ちにこだわり最後まで戦えたのは3年生の力でした。3年生の覚悟に助けられました。ありがとうございました。
 また、このような状況にもかかわらず大会を開催していただいた茨城県高野連関係者の皆様にも感謝したいです。
 やりたいようにやれたのは3年生の選手達、そして保護者の皆様のご理解、ご協力があったからです。本当に感謝しています。ありがとうございました。
 引退した3年生は後輩達に大きな財産を残してくれました。その財産を大切にしていきたいです。