2023 年度 応援委員








2023 年度 応援委員
野球応援・総集編
2023-07-25
報告: 藤田 博
夏の茨城県大会も決勝戦を残すところとなりました。
本校硬式野球部は残念ながら4回戦で敗退してしまい、応援委員会の活動も終了となりました。
本レポートでは、この夏への取り組みを振り返ってみたいと思います。

今年度は、4年ぶりに声を出しての応援が解禁され、制限なしでの応援が可能となりました。
「応援ができる」という喜びも大きかった半面、生徒にとっては初めての経験であり、
応援委員会としても、楽しみな反面不安も大きくありました。

今年度の応援委員会は、前年度12月ごろに幹部メンバーを募集し、その後、以下のような活動を行ってきました。
○共通テストに臨む3年生へのエール(動画撮影・12月)
○入学式での校歌の披露(合唱部の助っ人・4月)
○新入生歓迎会への参加(4月)
○水城祭での発表(吹奏楽部と合同・6月)
○インターハイ・全国総文祭参加者への壮行会でのエール(7月)
○5月中旬から野球応援練習

この間、テレビで高校野球中継を見ても「かっ飛ばせ」という声が聞こえてこない3年間がありました。
そのような中で育ってきた生徒たちも、当然「野球応援」とはどういうものか知らない生徒がほとんどです。
今期の応援委員は、歴代の応援委員と比べ、人数は半分程度と非常に少ないチームでした。
その反面、一人ひとりの自覚と本気度は非常に高く、それぞれが自分の役割をしっかり果たしてくれました。
歴代に比べ、団結力がとても強いチームでもありました。

3年生は、ちょうどコロナ禍の真っただ中に入学してきました。
1年次にはそもそも球場に行くことができず、応援委員としては応援曲のCDを作成し野球部に渡すことが主な活動でした。
2年次にようやく球場に行けるようになりましたが、昨年度は声出しができず、振り付けや拍手で応援をしました。
ようやく今年、声出しができるようになりましたが、その背景には苦難の時代を耐えた3年生や先輩たちの努力があったことを忘れてはなりません。

水城高校の野球応援は、生徒が声を出す場面が多いのが特徴です。3回戦の自主応援や4回戦の学年応援では、
参加してくれた生徒一人一人が大きな声を出してスタンドを盛り上げてくれました。
応援団や野球部だけが目立つのではなく、応援を通して学校を盛り上げていく、本校の野球応援の根底にはそうした思いがあります。
そしてきっと、それは本校だけではなく、多くの学校がそうであることでしょう。
また、相手校に全力でエールを送り、お互いのスポーツマンシップをたたえあうことで、この茨城県をさらに活気づけていける、
そんな野球応援が今後も続いていってくれればと思います。

一般生徒がすべての応援パターンを熟知しているわけではないので、それを試合中にリードして指導していくのが本校応援委員の役割です。
本校応援委員会は応援団長のほか「盛り上げ隊」「振り隊」「パネル」「太鼓」「旗手」という5つの役割があります。
特に「盛り上げ隊」は本校の特色であり、自分たちが声を出すだけでなく、一般生徒の指導役として常にスタンドを鼓舞するのが仕事です。
今年度は一般生徒が参加する機会が2回しかありませんでしたが、その2回とも非常に重要な役割を果たしてくれました。
来年以降、県内各地の球場で、水城旋風を巻き起こせればと思います。

大会を通じて、多くの学校関係者の皆様、地域の皆様、高野連の皆様、参加校の皆様には大変お世話になりました。
今後も水城高等学校をよろしくお願いいたします。


人数は決して多くなかったものの、学年応援をまとめ上げ、水城高校にさらなる活気をもたらしてくれました。誇り高き応援委員たちでした。
昼休みの練習は、主に山野内記念講堂と体育館で行いました。練習場所を提供してくれた部活動の皆さん、ありがとうございました。
7月に入ってからは屋外でも練習を行いました。近い教室の生徒が一緒に声を出してくれました。
選手名を呼ぶためのパネルは毎年書き換えています。一枚一枚に思いを込めて手書きで作っています。
最終戦のあとの最後のミーティングで、顧問と団長から応援委員にエールが送られました。それぞれの今後の学校生活に幸あれ!
大量のメガホンやパネルなどの応援グッズです。また大歓声の中で活躍する日を夢見て、しばらくの眠りにつきます。また来年共に戦おう!