2022 年度 水城の探究








2022 年度 水城の探究
『水城の探究』「令和 4 年度 第 8 回 MATH キャンプ」2日目
2022-10-03
報告: 濵田 俊太郎
 令和 4 年度 第 8 回 MATH キャンプ(主催:茨城県立竜ヶ崎第一高等学校・附属中学校)の第2日目が実施されました。

 2日目の今回は主に、生徒たちが前回受けたアドバイスをもとに、1カ月の間で改善した内容のプレゼンテーションを行いました。1年生チームは「ハノイの塔の構造と考察」として、漸化式を用いてゲームの規則性の分析をしました。また、それを応用させてルールをアレンジし、対戦型ゲームの作成と必勝法を発表しました。2年生チームは「コンパスを使わない円の描き方 ―円周角の定理を考察する―」として、三角定規を使った円の描き方を紹介し、円周角が等しいことを利用して描かれていることを数学のソフトウェアであるGeoGebra(ジオジェブラ)を用いて示しました。そこから中心と半径に依存しないで円を描くことにも挑戦していました。

 1年生チームには「ハノイの塔の題材がとてもよかった。そこから、さらに発展させることが出来ていた。努力の成果だと思う。能力の高い生徒たちだった」2年生チームには「文系の生徒も交じっているとのことで心配であった。しかし、折り紙などで試行錯誤し、初期値から大きく飛躍した姿があった。最後の発表では少し自信をつけたようで、頼もしく感じた」とそれぞれ大学の先生から講評を頂きました。